今年も年の瀬で世の中は年末モードになっているが、経済は不景気で
このところ連日派遣切りのニュースが流れている。
主に自動車関連の製造業で深刻で派遣契約の途中で解雇されるという
許しがたい事態も出ている。契約期間満了の契約打ち切りであればまだ
マシで企業側の論理も成り立つが、中途解雇だと派遣労働者は予期しない
事態に対処できず路頭に迷ってしまう。
派遣切りを行う企業側は突然の解雇は絶対慎むべきであり、もうすでに
解雇してしまった場合は社員寮を一定期間利用できるようにするなど
社会的責任を果たさないといけない。
あのトヨタですら来年度の決算は赤字なのだから、企業側の焦りもわからなくは
ない。ただ、ここ数年大企業は史上最高益を出したこともあり、内部留保
はかなりあるはずでありすぐ派遣社員を解雇しなくても会社は傾くほど
弱っていないはずである。
最近、株主重視で配当などの資金を確保しなければいけないこともあり、
資金的な余裕を保つ必要があるかもしれないが、派遣社員を切ったところで
その額はたかが知れている。
工場の一時休業なり、正社員の賃金カットなりで乗り切っていけば、即解雇
などしなくても十分やっていけるはずである。
またあの世界のトヨタですら派遣切りをしたのだからと他の会社も横並びで
便乗リストラが横行している。
横並び意識が強い日本ならではの光景だが、このような赤信号みんなで
渡れば恐くないというような社会風潮を変えていかなければいけない。
解雇された派遣社員はもっと声を上げるべきだ!



